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久しぶりに「なるほどなぁ」と、うならされた音楽評論がこちら👇
『Adoの歌唱力に「うますぎる」相次ぐ絶賛の声も…最近の日本のヒット曲が“脆い”と感じる理由』(石黒隆之)
石黒氏のこの文章によれば、
AdoやKing Gnuに対し、その圧倒的歌唱力を強調し、そのテクニックを「全部乗せ」で陳列する彼らの音楽は、あたかも「テーマパークのアトラクション」、「刹那的に酩酊感を味わわせるスペクタクル」、「難しいゲームを攻略しているよう」であると。
それは、聴いていてスリリングで実に面白いのだけど、果たして音楽としてはどうなの?と。
AdoやKing Gnuも私は好きですけど、この指摘はうなずかざるを得ない。
興味のある方、ぜひ読んでみてください。
・・・そこから発展して、音楽からは少し離れて、自分なりに考えたことを。
最近のテレビの音楽番組の傾向として、なぜだか知らないけど、圧倒的な歌唱力や技術に、聴いている側が「ひれ伏したがる」ところがあるなぁ。。。と感じてました(変な言い方ですけど)。
島津亜矢とか、丘みどりとか、生粋の演歌歌手なのに、高難度のJ-POPを軽々と歌いこなす人とか。たしかに聴いてて見事としか言いようがないし、圧倒されます。見ていても楽しい。
それは確かにそうなんだけど。
自分的に、まだうまく言語化できない話ではあるんです。
ただ、日本人のかなり強固な傾向、特徴として、「天賦の才能」とか、あるいは「東大出身」とかを、妙にあがめて、ひれ伏したがる。
そんなことを、ずっと前から感じていたし、どうにも強い違和感を覚えます。
このあたり、今後も考えを深めていき、また書きたいと思います。
さわとんこと澤登 和夫さんがやっていた「一行自己紹介」を、私もやってみました。
30まで書いて「あ、足りない💦」となって、40まで勝手に伸ばしてしまい。。。
(しかも一行が長いですね💦)
興味のある方、お読みいただければと・・・。
来年出場予定の「サムライ講演会」の下準備にもなったかしら?
1.1975年11月6日生まれ。青森県五所川原市の病院にて出生。
2.青森県小泊村(現中泊町)にて育つ。内気な子供だったな。テレビが大好き。笑うの大好き。
3.孫としてとても可愛がられた。父の実家北海道、そして地元小泊村では、特に祖母に。
4.保育園の昼寝が大嫌いで、園の外の雪を積み上げた山に登って逃げた記憶あり。
5.けっこうわがままな子供で、短気だった。友達と遊ぶことを好まず、一人でいるのが大好き。
6.小2で、祖父が自殺(当時は病気と教えられたが)。人の死に初めて直面。大変な衝撃。
7.祖母には特に可愛がられた。ピアノを親戚から調達して習わせてくれた。音楽好きはここから。
8.小4ぐらいから勉強好きに。祖母の家の百科事典など一人でパラパラ読むのが好きだった。
9.小5、小6で、学校に行くのがしんどくなる。不登校にはならなかったが休むことも多かった。
10.勉強ができたので、クラス委員長などさせられるも、これがまた合わず。体調を崩す。
11.中学校の合唱コンクールは、常にピアノ伴奏(結局一度も他のみんなと歌わず)。
12.定期テストで科目別順位1位になると、祖母からクラシックCD1枚のご褒美。頑張った。
13.当時バブル景気終焉直前。景気も良かったから、村の雰囲気も明るかったと記憶。
14.高校受験は苦しむも、第一志望に加え、実力試しの函館ラサールまで合格。嬉しかった。
15.県下一の進学校に入学。環境が変わりすぎて、2ヶ月ほどうつに近い状況に。痩せた。
16.中学校までと勝手がかなり違った。周りがみんな優秀。成績も中学より伸び悩む。
17.なぜか思い立って生徒会長に立候補。あいにく落選。周りの空気への反発もあった。
18.大学受験には苦労。京都大学に入りたい気持ちがなかなか捨てきれず、二浪もする。
19.仙台で一浪、東京で二浪目。親に苦労をかけたという思いの原点は、ここ。
20.結局、中央大学進学。弁護士or裁判官になりたいという思いが強くて、法律学科入学。
21.大学時代は、住居費不要に惹かれ、代ゼミ生のための寮に住み込みで働きつつ通学。
22.大学の自由すぎる生活を満喫しすぎ、1年留年。また親に迷惑を。。。
23.寮では寮生の生活指導的な役割。基本嫌われる場面が多い。懐いてくれた子もいたが。
24.寮から急に追い出される。企業(代ゼミ)の理不尽さに直面。ここから企業不信が芽生える。
25.貯金も無く、借金を10万円する。これが3年ぐらいして200万近くに成長。
26.自分に自信がなく、オフィス勤務ではなく工場勤務のバイトのような生活。そのため借金増。
27.司法試験を目指していたが、そもそも全く勉強できていなかった。生活するだけで手一杯。
28.2001年、祖母亡くなる。何一つ恩返しができないまま失った、という思いは今も強い。
29.2005年ごろ、自分で調べて特定調停を簡裁に申請、債務整理。4年近くかけて完済。
30.彼女は32歳にして初めてできる。1年半で別れるも、その1ヶ月後に別の女性と交際開始。
31.司法書士試験勉強を通じて知り合って交際開始したが、7年付き合って破綻(同棲せず)
32.今思えば自分の行動力の無さが破綻原因の一つ。試験合格に向けて勉強しなかったから。
33.交際中に母親がくも膜下出血で一時危篤状態に。でも九死に一生を得る。
34.その3年後今度は母に初期乳がんが発見。それを契機に司法書士試験勉強の卒業を決心。
35.派遣社員から即その会社(保険代理店)の正社員に。指導役が自分を取り立ててくれた。
36.しかしその指導役がパワハラの張本人。2年半、パワハラの嵐。毎日が暗い気持ちだった。
37.指導役の上の課長、部長が理解ある方で、別部署へ異動となる。4年間、嵐は一応収まる。
38.パワハラ部署よりはラクだったが、元うつ病の同い年同僚女性と相性が最悪で、また苦労。
39.営業部門への異動を契機に、会社は休職。2024年3月退職予定。今が一番平穏な毎日。
40.パワハラの最中からの学び(中島輝さん、松田隆太さん、さわとん他)を生かし、今は起業準備真っ最中。
以上です!!!
(23/7/19水 Facebook投稿記事より)
今夜はこちらの演奏会を聴きに、上野までお出かけ。
「東京都交響楽団 第979回定期演奏会」(2023/7/19[水])
指揮:アラン・ギルバート
ホルン:シュテファン・ドール
東京都交響楽団 〜東京文化会館(上野)
(曲目)
1.ウェーベルン 夏風の中で〜大管弦楽のための牧歌
2.モーツァルト ホルン協奏曲第4番
3.R.シュトラウス アルプス交響曲
結論から言うと。
今年聴いた中では、一、二を争う名演!
Twitterにおける評価を見ても、爆演の呼び声も高い。いやホント凄かったですよ。。
今夜の主役は、世界でも指折りの…というか、世界一と言っても過言では無いホルン奏者、シュテファン・ドール。
かのベルリン・フィル首席ホルン奏者としておなじみ。
一通り聴き通して、「なんだよ、このバケモノは。。。」という印象。
ホルン協奏曲のソリスト務めるだけでも大変なのに、その後あろうことかアルプス交響曲のトップを吹くなんて。。。
アルプス交響曲は、50分ノンストップで演奏する、これまたキッツい大曲、難曲。
モーツァルトでの、朗々と、太く大きな音色。
そう、音量がデカいなぁ、と思った。まず。
豊かで、太めの音色で、かつ高音も美しい。
自作のオリジナリティ溢れるカデンツァも軽々とこなしてみせる。
休憩をはさんで、メインのアルプス交響曲。
普通、そのオーケストラの奏者がソリストを務める場合、負担を考慮して、そのあとのメインプログラムには乗らないもの。
ところが、さも当たり前のようにトップの席に座る。見てるとなんだか楽し気だし💦
しかもしかも、これがたくさん吹くのですよ。。。
そもそもこの曲、こんな1stホルンの出番多かったっけ?と思うほど、めちゃめちゃ吹くのです、ドールさん。
吹き方も特徴的で、大事な場所になると「ここはみんな良く聴いてネ!」と言わんばかりに、しっかり楽器を高く構えて吹く。
こういう吹き方は、日本人奏者ではまず見たことない。
アシスタントが一名隣にいらっしゃって(後で知ったのは、この方なんと私が昔お世話になった群響首席・竹村先生でしたが💦)、たまーにドールさんが休んで代わりに吹くのだけど、それもごくわずか。ほとんど自分で吹いちゃってて。。。
主役のドールさんの話ばかりしてますが、都響のみなさんもかなりの熱演、力演!
難所ばかり、ツラいところばかりのオケ泣かせのこの曲を、ここまでハイレベルにミスもほとんどなくまとめ上げたのは、賞賛に値する。
超高音の泣きどころのあるトランペットも、首席の高橋さんは見事に吹きこなしていましたし。あのプレッシャーの中、よく当てるもんだなぁ、と感心。プロって、首席って、凄いわ。
アラン・ギルバートの指揮も、要所要所でガクンと腰を落とし、実に濃密な表現。バーンスタインばりのテンポの揺らし方をするなぁ、なんて思って聴いてました。
今夜のトドメは、「エピローグ」の場面での美しいホルンソロ。
この曲は、冒頭の日の出、そして山頂、さらには嵐と、大きく三つの山場があり、それを乗り越えた後に、1stホルンにはそこそこ長めのソロパートが与えられる。
ここまで来たら、もはや拷問レベル…。
しかし。
そのソロすらも、溜め息の出るような、感涙のソロを聴かせてくれるドールさん。
はい、もう降参です。あなたには参りましたよ。。と白旗を上げます。
掛け合いのトランペットは、もはやバテ気味でしたよ。。。
凄いホルニストであることは知っていました。
でも、ポスターにある「ホルンの王」なんて形容詞はいくらなんでも大袈裟では?と思っていました。今日こうして聴くまでは。
聴き終わった今は、こりゃ確かに王かもしれんな…と思いましたね。
長年、ベルリン・フィル首席を務めるのはダテじゃないんだな。本当にすごい。底力を見せつけられた感じでした。
今年は当たりの演奏会が多いなぁ✨
わずか3回しか聴いてないのに。
また良さげな演奏会を探して、聴きに行こうと思います!
(👇ベルリン・フィル首席 シュテファン・ドールさん ※実物はだいぶもうちょっと太ってますw)
来年から大幅拡充される新NISAについて、資料をもとに一から分かりやすく解説しました。
現行NISAとの違い、iDeCoとの違いにも触れています。ぜひご覧ください。
(インタビュアー: 起業コンサルタント 玉那覇仁さん)